あなただけ‥
「加奈~?誰よ?」

「イヤ;間違えだって;」

「‥ふ~ん‥」

「さっ!お母さん!先にリビング行って!」

「わかったわよ‥」

「‥はぁ‥」


加奈がドアノブから手を離した瞬間‥


「すきあり!」

「お母さん!?」


ガチャ!


「まぁ!」


あ~‥


「どちらさんですか?あっ!もしかして加奈の彼氏!?」

「あ~‥」


先輩が言葉に詰まっているとき私は口パクで‥


(友達って言って!)


と伝えた。


先輩はニヤッと笑ってお母さんに優しく微笑んで‥


「はい。加奈の彼氏の相河要といいます。」


あぁ~!!!


「やっぱり!」


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