あなただけ‥

「加奈ちゃん!お疲れさま。お先です」

「あっ、うんお疲れさまでした。」


次々と帰っていく部員達。


「はぁ‥」


ここからが私の仕事!
マネージャー一人だし‥
この学校女子少ないからかな‥?


「よし!まずは部室の掃除だぁ~」


マネージャーの仕事。

1:洗濯
2:買い出し
3:掃除
4:ボール磨き
5:タオルなどの準備
その他もろもろ‥

とにかくマネージャーの仕事はたっくさんあるんですよ;;


「終わった~」


外はもう真っ暗


「何時だろ‥」


時計をみたら7時15分。


「ひや~あ‥ずんぶん時間過ぎちゃったな‥」


部室の鍵をしめて下駄箱に向かった。


「えっ‥」


目の前にいたのは要先輩。


「どうして‥ここに‥?」

「送ってこうと思って」

「ずっと待ってたんですか?」

「おう。」


私は嬉しい気持ちでいっぱいになって笑顔で


「先輩!ありがとう!」


と言った。


「お前って‥面白いヤツだな‥」


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