双華の香




「痛ってえええええええええ!!!!


んな生ぬるい音じゃねーだろ!!!」




「うるさい!ちんちくりんで悪かったわねぇ!みっちゃんの馬鹿!!!」





さらにその場で2、3発お見舞いすると



そのままぎゃあぎゃあ騒ぐみっちゃんを引きずってお店の中に押し込んだ




そして空いてるお盆にお団子を乗せ、先程のおじ様方のところへ行き




「はい、お団子3つお待たせしました」




にっこり笑顔で手渡すと、おじ様達はひきつった笑顔でそれを受け取った








――――――――――――







「なぁ小春!ごめんって!」



「どーせわたしは色気のないただのちんちくりんですよー」




お店が閉まり着替えも済ませて



今はみっちゃんとふたり、奥の部屋にいる






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