幼馴染の窓 R18
壱
ーまさか、エロ漫画みたいな、こんな光景、見ることになるとは思わなかった。
俺はあまりの光景に体がすくんで、何も言えなくなった。
立ち去ろうか…いや、でも目、あっちゃったけど。
一瞬の間だが、葛藤をしているうちに、窓に写っていた彼女、俺の幼馴染はすぐに消えた。
すぐに、壊れそうな勢いでドアが開いて、なんとも形容し難い、今まで見たことも無い顔をした彼女が口を開いた。
「言わないで…っ!」
言われなくても言えやしねーよ、こんなこと。
心の中では冷静に言えている言葉が、口が乾いて言えない。
彼女から見た、俺は今、どんな顔をしてる?
普通に、いつも通り…何もなかったような顔ができている?
この寒い季節にバスタオル一枚だからか、彼女の体は震えてる。
「言わ…ないで…」
彼女の声まで、震えて、ダウンを着てきたはずなのに、俺まで寒い。
「あ、あ」
精一杯返事をして、俺は踵を返した。
帰ろう。帰るんだ。
何か、悪い夢を見た。
普段は気づかなかったが、落ち葉もカサカサ音をたてるんだな、と思った。
俺はあまりの光景に体がすくんで、何も言えなくなった。
立ち去ろうか…いや、でも目、あっちゃったけど。
一瞬の間だが、葛藤をしているうちに、窓に写っていた彼女、俺の幼馴染はすぐに消えた。
すぐに、壊れそうな勢いでドアが開いて、なんとも形容し難い、今まで見たことも無い顔をした彼女が口を開いた。
「言わないで…っ!」
言われなくても言えやしねーよ、こんなこと。
心の中では冷静に言えている言葉が、口が乾いて言えない。
彼女から見た、俺は今、どんな顔をしてる?
普通に、いつも通り…何もなかったような顔ができている?
この寒い季節にバスタオル一枚だからか、彼女の体は震えてる。
「言わ…ないで…」
彼女の声まで、震えて、ダウンを着てきたはずなのに、俺まで寒い。
「あ、あ」
精一杯返事をして、俺は踵を返した。
帰ろう。帰るんだ。
何か、悪い夢を見た。
普段は気づかなかったが、落ち葉もカサカサ音をたてるんだな、と思った。
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