私と年上男とルームシェア
大切な人
「それは好きになっちゃったわね」
バニラパフェのアイスを一口食べて、にやにやと笑う香澄ちゃん…
今日は香澄ちゃんとパフェが美味しいというカフェにやってきた
「いやあ、やっとね!茜の恋ばななんて」
「好きに…なっちゃったよ…」
「なんでそこで落ち込むのよ」
「だ、だって…5歳も離れてるんだよ。私、子どもじゃん。絶対相手にされないよ」
「なに言ってんのよ。恋に歳なんて関係
ないわ」
パフェを食べながら香澄ちゃんは私を睨んだ
うっ、そうは言っても…
「だってキスされそうになったんでしょ
?」
「うん…たぶん」
私も半信半疑…
あの場面で顔を近付ける理由って…