私と年上男とルームシェア
「うん…でも、ちょうど変えようかなって考えてたから」
「じゃあ、ショップ行くか?」
「うん」
携帯を変えにショップへ向かった
「亮太さん」
「なんだ?」
「せっかくのご飯だったのに…ごめんね」
申し訳なさそうに俺を見る茜
「あ?んなの、また行けばいいだろ。
ほら、着いたぞ」
車を停めて店内へ
色々見て回った
茜は同じスマホばかり見ていた
「それにするのか?」
「うん、これにしようかな」
「じゃあ、俺はこの黒にするかな」
茜がお気に召したスマホの黒色を指差した
「亮太さんも変えるの?」
「ああ、そろそろ俺も変えようとしてたんだ」
「お揃いだね」
嬉しそうに笑う茜
「手続きしに行くぞ」
茜の頭を撫でて、カウンターで手続きを済ませた