私と年上男とルームシェア




そんなことより、起こさないと!



ベッドで寝息をたてて眠る亮太さんの前に立って、体を揺らす




「亮太さん、起きてください」


揺らしてもまぶたが上がらない…




「亮太さん」


さっきよりも強めに揺らした




「ん、んん…」


ゆっくりと亮太さんが目を開けた




「亮太さん、朝ですよ」


そう言うと…




「無理…もうちょい寝る」


亮太さんはまた目を閉じた

え、ちょっ…
ええ!?

このままじゃ遅刻しちゃうよ!


懸命に起こそうとすること数十分…


< 12 / 255 >

この作品をシェア

pagetop