私と年上男とルームシェア
「鳴っちゃった…お昼の時に言うね」
「しょうがない。ちゃんと言いなさいよ」
私に釘を刺して、香澄ちゃんと別れた
てか、私そんなにうきうきしてた…?
顔に出るなんて恥ずかしすぎる…
そして時間は流れるように過ぎ、お昼の時間になった
いつも通り学食に行くと香澄ちゃんはもう座っていた
「やっと来たわね、茜」
ふふふ、と笑う香澄ちゃん
その笑顔怖いよ…
改めて言うの恥ずかしいな…
深呼吸をして私は亮太さんと付き合うことになったことを話した
「ええ!?嘘!本当に!?」
香澄ちゃんは盛大に驚いた
近くに座っている人たちが一斉にわたしたちを見た
「ちょっ!声大きすぎ!」
「ごめん、ごめん…それにしてもよ!良かったわね〜、茜」
香澄ちゃんは祝福してくれた
「うん…ありがとう」
「そっか…じゃあアイツは振られたか」
香澄ちゃんが小声で何か呟いた
「え?何?」