私と年上男とルームシェア




「お前、ちゃんと起こせっつったろ!」


ネクタイを絞めながら亮太さんは部屋を動き回る




「ちゃんと起こしました!
それでも寝ちゃう亮太さんが悪い」


あれから私がどれだけ起こしたことか…

しかも、これを毎日続けなきゃいけないのね…


私も早く大学に向かわなきゃ




「おい、準備できてるか?行くぞ」



「い、行くって…どこに?」


私は大学に行かなきゃいけないのに…




「いいから付いてこい」


言われるがまま亮太さんに続いて、家を出た


ここで待ってろ、と言われ外の駐車場入口で待っていると…


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