私と年上男とルームシェア




「おまたせ〜」


ちょうど戻ってきた香澄ちゃん

そして、私たちは3人でお昼を食べた


その後、勇志くんには聞こえない声で香澄ちゃんは、勇志と話できた?と言った


私の反応を見て、気を利かせてくれたようだった




「うん、大丈夫!」



「そう、なら良かった」


ありがとう、香澄ちゃん



「なあ…終わったらアイス食いに行かね?」


私たちより前を歩く勇志くんが振り返って言う




「アイス!?行く!」



「まーた食い意地張って…」



「だってアイス美味いもんな。茜」



「そうだよね、勇志くん」


私と勇志くんはうんうんと頷きあって、笑った




「まったく…この2人は」


ため息を吐きながら香澄ちゃんも笑う




また楽しい学校生活が始まる…


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