私と年上男とルームシェア
しばらく黙って満天の星を眺めた
「茜」
名前を呼ばれて亮太さんの方を向いた
「ん?」
「俺は…ずっと側にいるから心配すんな」
亮太さんの手が私の後頭部にまわった
彼の胸にそのまま引き寄せられる
「うん、ありがとう…私も」
顔を上げると亮太さんの顔が間近に…
急に恥ずかしくなって顔を背けた
「こっち向けよ」
私はまたおずおずと顔を上げた
そして、唇が重なる…
「顔真っ赤」
唇が離れると亮太さんは意地悪く笑った