私と年上男とルームシェア
「そうなの!?それならご飯張り切って作らなきゃ!食べて行ってもらうでしょ?」
そう意気込んでお母さんは私の部屋を後にした
お母さん…なんだか楽しそう
そして、数十分後
家のインターホンが鳴った
階段を駆け下りて玄関のドアを開けた
そこに立っていたのは、息を切らした亮太さん
格好もさっきと同じスーツのまま…
ヘルメットを被っていたから若干、髪が乱れている
急いで来てくれたんだ…
「来てくれて…ありがとう」
亮太さんに抱きついた
「当たり前だろ」
抱きついている私のあたまを優しく撫でてくれた