私と年上男とルームシェア




俺の全てを受け止めて欲しい


あの話をお前にするよ…

俺の過去の話


気づけば俺は車を家に置いて、バイクに跨っていた


そして、涙を流しているはずの茜に電話をした

"待ってろ"と…


バイクを走らせて茜の家に着いた


インターホンを鳴らすとすぐにドアが開いて、彼女が俺に抱きついた

頭を撫でると、さらに抱きしめる力が強くなった


待たせて悪かった…



すると、茜のお母さんが来た


俺は茜と付き合っていたことを詫びるとお母さんは笑った

その笑みが"茜をよろしく"と言っているようだった


"夕飯を食べよう"とお母さんは俺を招いてくれた


リビングに入るとまず最初に目に入ったのは茜のお父さん


深く頭を下げ、茜と付き合っていると改めて言った

結婚を前提にと…


< 154 / 255 >

この作品をシェア

pagetop