私と年上男とルームシェア




私はササッとお風呂に入った


再びリビングに戻り、キッチンの冷蔵庫からミネラルウォーターを出した


そして、静かに亮太さんの部屋のドアを開けた

ベッドにワイシャツ姿のまま眠る亮太さんが目に入る


ベッドの脇の棚にミネラルウォーターを置き、無造作に置いてあるジャケットをハンガーにかけた




「茜…」


振り向くと亮太さんが顔だけを私の方に向けていた




「ごめん…起こしちゃった?」



「いや、ちょうど起きた。水、サンキュ」


亮太さんはミネラルウォーターを飲んで、ため息をついた




「大丈夫?」


ベッド脇に私は腰掛けて亮太さんに尋ねた




「疲れた…けど」


腕をグッと掴まれて亮太さんの腕の中に収まった


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