私と年上男とルームシェア




「…うん」


私がここにいるだけで疲れが取れるならいくらでもいるよ…


ううん…
いつでもここにいる




「でも、ちょっとシャワー浴びてくるからお前そこで寝てて。すぐ戻ってくる」


と亮太さんは私から体を離して部屋を出て行った

温もりが無くなった…


布団の中に潜り込むと亮太さんの匂いがする

少しだけタバコの匂いのする暖かい匂い


10分もしないうちに亮太さんは戻ってきた




「…起きてた?」


亮太さんも布団の中に入ってきた




「起きてた」


亮太さんの方を向いた


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