私と年上男とルームシェア




そして、数日が経った


亮太さんとはメールのやり取りでしか会話をしていない



待ってようと試みても寝ちゃう始末…


今日こそは…今日こそは起きていよう




「あ、茜。今帰り?」



「香澄ちゃん!」


肩にポンと手を置かれ、振り返れば香澄ちゃんだった




「今帰りだよ」



「あ、じゃあ途中まで一緒に帰ろ」



「うん!」



「最近どう?」



「ああ、メールのやり取りしかしてないの…」



「そう…クリスマスプレゼントは?もう買った?」



「目星は付けたからそろそろ買いに行くよ」



「じゃあ今日時間ある?私も買いに行きたいのよ」



「本当!?いく!」


香澄ちゃんとこの前行ったショッピングモールへと向かった


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