私と年上男とルームシェア




香澄ちゃんとお買い物を済ませて、ご飯を食べて別れた


ネクタイ買えてよかった

ネクタイを抱えてマンションへ帰った


部屋は真っ暗
やっぱり亮太さんは帰っていない…


今日…待ってみようかな

久しぶりに面と向かっておかえりって言いたい


お風呂に入り、亮太さんにご飯を作った

リビングのソファに座り、時計を見ると11時過ぎ…


まだ帰ってこないのかあ…

ソファに置いてあるクッションを抱え、寝転がった


天井を見つめて、クリスマスのことを考えた


亮太さんはきっとお仕事がある

だから、どこか出かけることはないけど家でご飯を一緒に食べたい


料理の腕は4月より格段に上がっているはず…だから振る舞いたいな

まだまだ亮太さんには敵わないと思うけど…


< 174 / 255 >

この作品をシェア

pagetop