私と年上男とルームシェア
乗り越えなければならない壁
「ふーん…それでアツアツの夜になったわけね」
「ちょ!そんな言い方しないでよ」
今日は休講になった授業が出たため、その空き時間に香澄ちゃんとカフェテラスで話をしていた
「だってそうだったんでしょ?しかも、その首と右手の薬指の」
ツンツンと自分の首と右手の薬指を指差した
首にはクリスマスプレゼントでくれたネックレス
右手の薬指には…ネックレスと同じデザインの指輪
今日の朝起きたら付いていた…
びっくりしたけど、ぐっすり眠っている亮太さんを起こすわけにもいかず…
起こす時に聞いてみようと思って、とりあえず朝ごはんの用意をし始めた
時間になって亮太さんを起こそうと部屋に行こうとしたら、メガネをかけながら亮太さんが来た