私と年上男とルームシェア
夢をもう一度
冬ももうすぐ終わり…
そして、春休みになろうとしていた
ある日…
「ああー…」
私の隣でうなだれる彼…
勇志くん
「どうしたの?」
「いやあさ…バスケ部のコーチがしばらく来れなくなるんだよ。もうすぐ春休みなのに」
「え、そうなの…?他のコーチは?」
「それがいないんだよね」
勇志くんは机に突っ伏した
「誰かコーチやってくれるヤツいねえかな」
コーチか…
私も考えた
あ、引き受けてくれるかわからないけどいた…
「あのさ…引き受けてくれるかわかんないけどさ、亮太さんは?」
「そうじゃん!亮太がいるじゃん!」
ゆ、勇志くん声大きい…
「おーい、そこ。もう少し静かにな」
先生から注意を受けた