私と年上男とルームシェア




勇志くんとお茶を飲みながら亮太さんを待っていた

すると、リビングのドアが開いた




「ただいま…あ?勇志」



「おかえり」



「よっ、お邪魔してる」


勇志くんを見ると亮太さんは驚いていた

とりあえず亮太さんは着替えに行き、私はさっき作ったカレーを運んだ


そして、亮太さんは私の横に座った




「んで、何かあったのか?」


カレーを食べながら亮太さんは尋ねた




「ああ、今日は亮太に頼みたいことあって来たんだ」



「頼みたいこと?」


勇志くんは食べる手を止めて、意を決したように顔を上げた




「亮太…単刀直入に言う。うちのバスケ部のコーチやってくれないか?」



「…は?コーチ」


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