私と年上男とルームシェア




お父さんも、おじいさんも本当は亮太さんの幸せをすごく願っている…

それが伝わってくる




「あの、お父さん…亮太さんのバスケをしている姿見たことありますか?」


私の問いにお父さんは困惑の表情を浮かべた




「恥ずかしい話…一度も見たことないんだ」



「今、亮太さんは私の通う大学のバスケ部でコーチをしているんです」


お父さんは驚いた




「来週、試合があるんです…もし、お時間があるなら来ていただけますか?」


亮太さんがバスケに関わっている姿を見て欲しい…




「亮太さん、本当に嬉しそうに教えてるんです。もし、行けるようでしたら私に連絡してください」


< 232 / 255 >

この作品をシェア

pagetop