私と年上男とルームシェア




生徒たちと話しながら亮太さんは出てきた


私に気が付いた亮太さんは私のところに来た




「お疲れ様。凄かったね、試合」



「本当に凄えよあいつら。教えた甲斐があった」


嬉しそうに亮太さんは言った




「そうか…あの子達がお前の教え子が」


私の後ろから出てきた人…

その人を見ると亮太さんは驚いた




「な、なんで…親父が」



「私がお誘いしたの。そしたら、お父さん来てくれたんだよ」



「は…?」


意味がわからないと亮太さんは困惑する




「茜さんから聞いたんだよ。お前がバスケを教えていると。楽しそうにみんなしていたな…」


一呼吸置いてお父さんは続けた


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