私と年上男とルームシェア
一口、また一口リゾットを口に運ぶ
「おい、こら。食い過ぎだ」
亮太さんが私のおでこにでこぴんをした
「痛っ…へっ?」
お皿を見るとリゾットが3分の1くらい減っていた
あれ…
私、こんなに食べてた?
「ご、ごめん…亮太さん。
でも、すごく美味しかったよ」
「そりゃ、ありがとよ。
…お前も頑張らなきゃな」
うっ…
痛いところをついてきた
「…亮太さんの意地悪」
「はいはい。ほら、俺の飯返せ」
笑いながら亮太さんはリゾットを食べ始めた
亮太さんにあんなこと言われたら、余計に頑張らないといけないじゃん…
ようし、目標は亮太さんのリゾット越え!