私と年上男とルームシェア




「俺、もう行くから」


じゃあな、と言って亮太さんは荷物を持って出ていった


人を起こすだけ起こして…



もう…ばっちり目が覚めちゃったよ


はあ…
起きよっと


ベッドから起き上がり、リビングに行った


キッチンへ行くとお鍋が置いてあった


中身はビーフシチュー
しかも、熱々の…




「優しいんだか、優しくないんだか…
わかんないよ」


少し笑いがこみ上げた


お皿によそって、熱々のビーフシチューを口に運んだ



ふふ、おいしい…


< 48 / 255 >

この作品をシェア

pagetop