私と年上男とルームシェア




5個上!?
しかも会社員…

それこそ敬語じゃなきゃいけないような気がする…


けど、私を見る目は威圧的だった





「わっ、わかりまし…わかった」



「あともうひとつ…この家のルール」


ルール…?




「俺は超が付くほどの低血圧だ。
だから朝、俺を起こせ。なにがなんでも
だ。いいな?それ以外は何でも自由にし
ていい」


それが…ルール?

なんだ簡単じゃん


なんて軽く考えていた私だけど
本当に重大なことだとは思ってもいなかった




「まぁあとは…」


亮太さんは立ち上がり、
私のところまで歩みよって耳元に顔を近付けた

その行動にドキッとしてしまう私…



私の表情を読み取った亮太さんはにやっと笑った




「何赤くなってんだよ…
ま、俺はガキに興味ねえから安心しろ。
これからよろしくな、茜ちゃん」


< 5 / 255 >

この作品をシェア

pagetop