私と年上男とルームシェア




「よっ」


肩にポンと手を置かれた




「ひゃっ」


びっくりして、変な声が出た

ふり返ると…




「ふはっ…"ひゃっ"ってすげえ声」


お腹を抱えて笑う勇志くんだった




「勇志くん…!って、笑いすぎ!」


そりゃあ、びっくりすれば変な声出ちゃうよ




「悪い、悪い。来てくれてありがとな。
それにしても、お前こんなとこで何してんの?」



「お手洗い探してたの」



「ああ、それなら…
そこの角曲がったすぐのとこにあるよ」



「わかった。ありがとう
ふふ…勇志くん、ジャージ似合ってるね」



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