私と年上男とルームシェア
「あ、はは…」
とりあえず笑って誤魔化す…
けど、亮太さんはにやっと笑った
「ねえ…茜ちゃん」
亮太さんは私の髪の毛を触った
しかも、顔を近づけてくる…
その行動に不覚にもドキッとしてしまう
世間一般的に考えてかっこいい、この顔で近づかれたら誰だってドキドキする…
っていうか、買ってきてって言われても無理なんだよ
「む、無理…」
「なんで?」
なおも顔を近づけてくる亮太さん
眼鏡の奥の瞳が私をとらえる
「私まだ20歳になってないもん」
そう言うと亮太さんはああ…、と言った