好きなもんは好き。






「じゃあ、大丈夫ですかね?文字が見えにくいとかないですか?」







早速席を移動してみて、黒板の見え方などの確認をする。







うん、全然バッチリ見えるよね。







あたし視力だけはいいからね!








特にみんな違和感がなかったらしく、この席で決定、ということになった。







まあ、明日で終業式だから本格的にはまた2学期からだけどね!








ていうか恭平の隣の席だけ空いている謎。







不思議に思って、町田くんに尋ねても首を傾げられる。








「なんでだろうね?まあ、転校生来た時の予備とかじゃない?」






「ああ、そういうね…」






まあ、ぼっちでも頑張れ恭平!








なんて思いながら前を向いている本人に後ろからグッとサインを送った。









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