逃げた花嫁・17世紀編たまに21世紀
ライバル現れる

社食




「孝子さ~ん 行きましょう。」


「先に行ってて~社食混むから」


「席、取っとくね」


「お願いしま~す。」

…………………………
皆に遅れて廊下に出た途端、誰かに腕を捕まれた。
私の腕を掴んで歩いているのは専務だった!

「ちょっと た 竹君さん!じゃなかった…専務 な何ですか?」


「何ですか?って!
昼休みなんだから昼飯を食いに行くに決まってるだろ」


「昼飯って?
今まで会社で一緒にお昼を食べたことなんか……そんなことよりも話したことさえないのに……困ります!!」

一社員と専務が一緒に社食に行ったらどうなるか予測はつく。


「絶対 だめです!!」


< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop