逃げた花嫁・17世紀編たまに21世紀


「本当の…ほん…との奥さんはわたし…わ·たし…なのに……」


「「あ――華ちゃん
寝ないで!!」」


お姉ちゃんま達が私を寝かすまいと身体を揺すっている。

ごめんなさい。
お姉ちゃま達
私は意識を手放します。


「………………」

「寝ちゃたわ……」

「……寝ちゃたわね……」


「どうする?勝美ちゃん」


「どうするって……。ここに一人置いて行けないわよ!」


「ふぅ―………。
仕方ないわね…
千江美ちゃん一緒に連れて行くわよ」


「そうしましょ。
ふふっ…目が覚めた時の華ちゃんが見物ね」

「ふふ…確かに色々と見物ね
なんだかワクワクしてきたわ。」
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