冷酷な飼い主様

蓮「やはり平凡な顔つきだ」


おそらく気絶しているであろう女の顔を見る。


結愛『んんっ』



蓮「起きたか。今から僕の家に行くからね」



結愛『いやよ!おろして。』



はぁ、今下ろせるわけが無いじゃん。


まぁおろして欲しいならおろすけど


蓮「じゃあおりれば」



結愛『分かってるわよ!』


そういい結愛ちゃんは窓の外を見た。


そして目線をゆっくりとこちらに向けて静かにその場に座った。


まぁ当たり前だよね。


だってここ高速道路だから降りようにも降りられないし。


時には諦めも肝心なんだよ
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