冷酷な飼い主様

結愛視点


もう本当に何なの?



朝ペットだと言われてキスされて気絶して…最悪な誕生日だ。


結愛『それで何でペットなのよ?』


蓮「気分だよ。ペットが欲しいと思っただけ。…あぁ、そうだ。君が僕のペットになることは決定しているから。」


結愛『勝手に決めないで!だいたい誰に許可をもらったの!?』


そう私が言うと隣にいる男は鼻で馬鹿にしたように笑った。


結愛『いま鼻で笑ったでしょ!!』


ムカつくムカつくムカつく!!


蓮「ごめんごめん。…許可は貰わなくてもいいんだ。君が今から許可するからね。」


意味がわからない。私が許可する?馬鹿じゃないの?


今の状態から見て私が許可するわけが無い。


蓮「ふふ。許可をもらう前に事故紹介でもしておこうか。僕の名前は鎖翼蓮。鎖翼組組長の息子。それに僕は半年後すぐに組長になる。これだけ聞けばわかるよね?」


あぁ…そういうこと。


つまり


結愛『私が逆らえば施設の人達は殺すつまりなのね』


蓮「そういうこと。」

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