冷酷な飼い主様
まるで猫屋敷みたい…


蓮「まるで猫屋敷みたいだ。」


薫実『え?』


蓮「そう思ったでしょ?ここに来た人はみんなそう口を揃えていうんだ」


当たり前じゃない…。


だって猫が数え切れないほどいるもの。


それも黒い猫ばかりで不吉。


蓮「それでさ、前から気になってたんだけど…僕に対する話し方は敬語にするように。」


どうしてよ?


薫実『あぁ、分かった。今日からこの人に絶対服従なんだった。』ボソ


けど


薫実『嫌よ。面倒臭い』


反抗したらどうなるのかしら?


そう思って反抗してみた。


私がこの後大変な事になることも知らずに…ね





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