幼馴染だけ見せる顔
ゆみかside*

はいるとか言ったけど。

初めてではないけど。緊張する。

何年ぶり?

グー。

「あっごめん。そのさ。腹減ってて。」

なんか可愛いな。とかなにいってんの。

「なんか作ろうか?」

料理つくれないのに。こんなこと言っちゃった。

「俺さ。部屋もどっていい?フラフラしてきた。」

「いいよ。あのさ。いや。すぐ作るから。」

はあ。とは言ったものの

何を作ればいいんだろう。

おかゆとか?かな

作れないけど。まあ。適当に!

無理だった。てか味薄い。

しかも焦げてる。こんなのだせる

わけない。でもはやくもっていったほうがいいよね。。。

ガチャ

「作ったけど。まずいから食べないで!」

「は?なにいってんだよ。食べるよ。」

あー。食べちゃった。

「。。。やっぱ食べない方がいいんじゃない?」

「うまい!食べれるよ、」

「食べれるよ、って。当たり前でしょ?


「食べれない料理がでてくると思った。」

くそ。まあ。そういわれてもしょーがない。

「はやく元気になってよ。くれなきゃみんなが困ってるし心配するから。」

「おう!ゆみか最後にひとつ聞いていい?」

「なに?」

「お前は俺のこときらい?」

え。そんなのきらいにきまってる

「当たり前にきらいだよ!」

「じゃあさ。俺がゆみかを好きだったらどう思う?」

はーーーいーーー?なにそれ。からかってんの?

「どうも思わないし。ありえない」

「わかった。今日はありがとな」

なんか変じゃん。こんなの。

なんか。ドキドキする。

あいつのこと。。。

嫌だ。。違うから。
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