妄想女子の恋愛
「じ・ゆ・う・こ・う・ど・う♡」
え?自由行動ってなんかあるっけ…?
あ!!
「自由班が組めるね!!」
「あったり〜!てか花梨気付くの遅すぎ…」
呆れたようにいう結衣ちゃん
「ん〜でも違うクラスでも班組めるのかな〜?」
残念なことに黒澤くんは2の2組、あたしは2の3組なので別々のクラス…
「それは…わたしにもわからん!!」
って、おい!普通そこは大丈夫だよ☆てきなこというパターンでしょ!
「だから今から先生に聞きにいくのであーる!」
行動はやっ!?
「え、だって修学旅行ってまだ再来週でしょ…?」
「再来週なんてあっとゆうまだぞ!」
なんかちょっとカッコイイことをいってあたしの手を引っ張って職員室に向かって走り出す結衣ちゃん
「いーいーぬーまーせーんーせー」
職員室についてめっちゃ大声で先生の名前を呼ぶ結衣ちゃん。度胸あるなぁ…
あ、そーえばあたしのクラスの先生は飯沼先生って名前で、28歳くらいのまぁまぁイケメンな先生
「なんだよ長谷川…」
ダルそうにでてくる飯沼先生
絶対職員室で寝てたな…
「あのぉ修学旅行の自由班ってぇ違うクラスでも組めるんですかぁ?」
ちょっと媚を売る結衣ちゃん
語尾のばしたからってなにも変わらないよ…