妄想女子の恋愛
「あぁ〜別にいいんじゃないか?」
て、てきとー…
まぁイイや!こんな先生で逆に良かったな〜なんてね
「ありがとうございましたぁ!」
ピシャンッと職員室のドアをしめる結衣ちゃん
「やったね花梨!!」
いきなり口調が変わる…
やっぱ媚うってたんかーい!とたまには心の中でツッコミ
「う、うん…でもあたしが黒澤くん誘うんだよね?」
「あたりまえじゃん」
サラッというなぁ…
てか結衣ちゃんついてくるんだよね?
でも結衣ちゃんなら"お2人で♡"とか言って逃げそうなんだよなぁ…
「もちのろんで結衣ちゃんもついてくるんだよね?」
「えぇ〜どぉしよっかな〜♡」
めっちゃ体をクネクネさせながら言う結衣ちゃん…ちょっとキモ…ってこんなこと言っちゃいけないや
「えぇ〜ちょっと待ってよぉ2人きりでなんて話せないよぉ〜!!」
泣いて結衣ちゃんにすがる
「はぁ〜…もう花梨はまだまだお子ちゃまでちゅね〜」
ムカつくがこの場合は大人しくしてないとついてきてもらえないのである…
「わかった。着いてくよぉ〜めんどくさいなぁ…」
ゆ、結衣ちゃんに勝ったぞぉぉぉ!
なんて喜んでるあたしは本当にまだまだ子供なのである