片想いの結末
「杉、学習室行こう。」

そう言って私の側へ来たのは野球部の西浦実くん。

ちょっと怖そうで、3ヶ月たった今でもあんまし喋ったことがない。

「えっあっうん。」

「俺が文化祭実行委員に決まった時、ぼーっとしてたろ。」

西浦くんって…笑うんだ。

意外にいい人かも。
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