閉鎖病院


「おーい!みんなー、悪ぃー!遅くなっちまって」 



織田君が走って来る。 


 
「これで、全員集まったね」 
 


美樹がうんうんと頷いた。 
 


「いつでも連絡が取れるように電話番号交換しねぇーか!」 
 


織田君が提案した。 
 


「それいいじゃん」 
 


美樹はそう言って肘で私を突付いた。
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