ごめん、すき。





『ほんと、たいしたことないから気にしないで?それよりさ、廉が見たいって言ってた映画今日からだよね?』





「あ、そう言えば…」





忘れてた、と微笑む廉。





それさえも愛おしい。私重症だ。





『今から行く?』





「いいね!行こう!」





廉の表情はさっきより明るくなり私も嬉しくなる。





『よし!じゃ、その前にトイレ!』





考え事してたせいでか気づいたら飲み物凄い飲んじゃっててトイレ近くなっちゃったよ。





ドリンクバーって困るね。飲みすぎちゃう。





「お、おう(笑)行ってらっしゃい」





大きい声で私が言ったせいでか廉は苦笑いを浮かべた。








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