ごめん、すき。
『うわぁ!これって!』
ケーキの箱には最近美味しいと話題のケーキ屋さんの名前が書いてある。
急いで箱を開くと一瞬で甘酸っぱい苺の香りと甘い美味しそうな匂いがした。
中を覗いてみるとそこにはショートケーキが3つ。
見た目も滅茶苦茶美味しそうだ。苺の艶や形が凄い綺麗。
ほんと、よだれが溢れてしまいそうだよ。
私は落とさぬようにゆっくりとショートケーキを箱から取り出す。
『いっただっきまーす!』
早く食べたいのを堪えてゆっくりと少し弾力のあるスポンジにフォークを指す。
一口代に取ったケーキをぱくり。
『…うま』
ほっぺが落ちてしまいそうなぐらい美味しい。
私は次々と一口代に切ってはケーキを口に運んだ。