【コラボ】きのこ探偵マサト~ジャガイモ畑でつ・か・ま・え・て☆~
「いい質問です!ドクツルタケの岡崎君!!」
「は‥‥?」
いつもクールな瑛でさえ、いきなり目を輝かせ、よく分からないあだ名をつけられれば、目も点になる。
「その綺麗な白い頭、まさしくドクツルタケです!!」
「あきらおにいさん、どくつるたけさん‥‥!」
名前からして毒々しいきのこだが、それは突っ込んでいいのか。
「いや‥‥白くはないだろう。銀のはずだ。」
「ちゃうやろ!」
「瑛さん!そこじゃないです!!」
キラキラと輝く瞳で、同じ顔が二つ、瑛を見つめている。
「おーりぃおにいさんは、いちょうさんです!」
「ボクに触ってもかぶれたりせぇへんか、安心してや~!」
思わず瑞希に合わせてしまったオーランド。
後悔しても遅いが、まりあと瑛から、生ぬるい目で見られて、少し落ち込んだ。