【コラボ】きのこ探偵マサト～ジャガイモ畑でつ・か・ま・え・て☆～

えぴろーぐ

きのこ部の部員達は、涙を流しながら、万里や瑛、オーランドに礼を言った。

彼らのきのこに対する情熱は、本物だ。

万里は嬉しくなりながら、またいつでも連絡をくださいと、協力を惜しまないことを約束した。

瑛は安心しきったまりあの表情に、少しだけ口元を緩める。

オーランドは再会した瑞希に、よくわからない遊びに付き合わされているが、それでも楽しそうだ。


「瑞希さん、そろそろ帰りましょうか。」


一般客や学生からのサイン攻めも一段落した万里が、まりあとオーランドに遊んでもらっている瑞希に声をかける。

せっかく楽しそうにしているところを申し訳無くは思ったが、学生達もずっと付き合っていられるほど、暇ではないのではないか。


「瑞希ちゃん、また遊んでや。」


一気にテンションの下がった瑞希に、オーランドも寂しくなった。
まりあも少し寂しそうに笑い、瑞希の頭をなでる。