君の一番星

私はおもいっきりたくを突き飛ばす。

たくはつまらなそうな顔をしてる。

首筋にはまだ感覚が残っててなんだか恥ずかしい。

「あ、あのねぇ‼昨日といい今といいなんなの⁉私の事なんて無視してればいいじゃない‼」

私がそう言うとたくはむすっとする。

「大キライ…」

私はそう言って自分の部屋に戻った。

ドアを閉めるとへなへなと力が抜ける。
< 59 / 92 >

この作品をシェア

pagetop