鬼神様と××しました
私とお母さんは、席についた。



「雪希、お誕生日おめでとう!」

「ありがとう!」


グラスに入ったジュースを持ち、お母さんと乾杯する。

私はジュースを、半分くらい一気に飲んだ。



「それにしてもすごいね!今年は、本当に豪華♪」


食べ切れないくらいの料理を見て、私は改めて驚いた。




「今年は特別だもの…」

「え?」


特別って…



お母さんは、グラスに入ったワインを、グビグビと飲んだ。




「だって…今日で、雪希は18歳じゃない」



あ、そっか。



「18歳って…もう大人だものね……」





< 107 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop