鬼神様と××しました
「はい」


ドアに向かって返事をすると、ゆっくりとドアが開いた。




ガチャ…


「雪希ちゃん…起きてる?」


ドアから顔を出したのは、純麻くんだった。




「起きてるよ」


正しくは、今起きたとこだけど…(汗)




「お昼ご飯作ったから、少しでも食べた方がいいと思って…」

「ありがとう!ごめんね…こんな時間まで寝ちゃって…(汗)」

「いいのいいの!今はゆっくり休んだ方がいいよ」


優しい顔して、笑う純麻くん。

その表情を見ていると、とても鬼とは思えない。




「ねえ、純麻くん…これって、誰の?」


私はぬいぐるみを指さして、純麻くんに聞いた。




「ああ!それは彩芽と大が置いたんだよ(笑)雪希ちゃんが、寂しくないようにって」

「え?」


彩芽ちゃんと、大くんが??
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