鬼神様と××しました
近づく気持ち
「彩芽ちゃん、シャンプーつけるよー」

「はーい!」


彩芽ちゃんの長い髪に、手で泡立てたシャンプーをつける。



本格的に、源喜さんの家で暮らし始めた私。

部屋も、客室からちゃんと自分の部屋をもらい、源喜さんが持ってきてくれた私の荷物を、その部屋に入れた。


今の生活に、少し馴染んできた私。

今は、毎日恒例になってきた、彩芽ちゃんと一緒にお風呂に入っていた。




「目、しみたら言ってね」

「はーい」


彩芽の細い髪を、丁寧に洗う。



ボコ…


ん…?


彩芽ちゃんの髪を洗っていると、何かが私の指に当たった。


これって、もしかして…


ツノ!?


頭のてっぺんに、2つボコッとしたツノらしき物が、あるのがわかる。
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