鬼神様と××しました
飛龍さんと楓さんが、源喜さんに近づく。



「俺は鬼だ。お前とは、皮膚の造りが違う…」

「ちょ、……源喜!」

「源喜っ!」

「取り出した人間達を、安全なところに運んでくれ!」




源喜さんはやや強引に、2人から離れ、怪物に自ら突っ込んで行った。




『ゴゴゴゴゴォォォ……!』



ブゴッッ



源喜さんが、怪物のお腹の部分に体当たりして、怪物の体内へ…!

ドロドロで若干透けている、怪物のお腹の辺りから、源喜さんの姿が見える。




源喜さんっ……


ただ祈ることしか出来ない私は、すごくもどかしい気持ちでいっぱいだった。




ゴブっっん



っ!
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