鬼神様と××しました
源喜さんに、返す言葉がなくなってしまった…

恥ずかし過ぎて、なんて言ったらいいのわからない。





「・・・・・」



沈黙の時間が、苦しい…

このまま、消えてしまいたい…





「紅子は、來の彼女だよ」






!!!





「えっっ!!?」




やや遅れ気味で、驚く私。

源喜さんは、呆れたように笑い、また筋トレを始めていた。




「紅子と來は幼馴染みで…よく家に来てたから、俺や他の兄弟とも仲いいんだよ」

「・・・・(汗)」

「お互いの家族同士も仲いいから、親公認で付き合ってんだよ。あいつらが中学くらいの時から付き合ってるから…もう長いよな」

「・・・・(汗)」

「…つーか、今の俺と來の会話聞いてれば、普通わかるだろ。本当にバカつーか…思い込みが激しいつーか…」
< 209 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop