鬼神様と××しました
驚いたなんてもんじゃない。

お父さんの部屋には…瀧川先生がいた。




「フフフ………」


「…………っ!」




冷たく笑う、瀧川先生。


先生は、学校での雰囲気とは全然違い…



真っ白い肌に、つりあげた目。

瞳は青く冷たい雰囲気を出し、その目で見られていると、凍ってしまってしまいそうな気がした。


真っ黒い肩まである髪を、後ろで一つに束ね…

薄い唇で、ニヤリと微笑みながら…



瀧川先生は、お父さんにナイフを突き付けていた。



どうして…?

瀧川先生が、どうしてここに!!?






私は体が固まってしまい、その場から動くことが出来なかった。





「怯えていますね…無理もないが……」





瀧川先生が口を開く。
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