鬼神様と××しました
「さぁ、おしゃべりはもう終わりだ。ささっと死んでもらうよ」


…っ!



どうしたらいいの…?

源喜さんがいない状態で、助かるには……




バキ…

バキバキバキ……



!?


すると、辰彦は体を小刻みに動かし始めた。

辰彦の体には、全身に鱗が浮き始め、手と足からは鋭い爪が生えた。



き、気持ち悪っ

飛龍さんの手から鱗が生えたときは、すごくかっこよかったのに…


こいつの場合、なんかグロいわ(汗)

見てらんないよ……って!


そんなことより、どうしよーーーー




ドスっっっっ





「キャーーーっっ」


辰彦は思いきり腕を振るい、私たちがいる場所に叩きつけて来た。

私はお父さんの腕を引っ張り、なんとか近くにあった岩陰へ…




あ、危な〜

なにあの力!?


地面が割れたよっ


庭がこれだけ広くなかったら、逃げられなかったかも…


さて、どうする!?
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